・経営理念・基本理念・行動指針

未来に向けて何を生み出し、どのような計画で事業を行い、何を根本とするかという弊社活動方針についてお伝えします。

私どもは、事業内容の先頭に「不動産の保有、売買、交換、賃貸、管理及び運用」と定義したとおり、投資用不動産の保有・運用・管理を主な目的とした資産管理会社です。

日本では、まだまだ投資に対する誤解や偏見が溢れているように感じます。投資には「楽をして儲ける」というイメージが、何故かあるようです。しかし、その認識は間違っています。

投資は労働と同じです。
あなたが会社から支払われる給与は、あなたの体と時間を使って一生懸命に働いた労働の対価です。

それは、言い換えると、あなたの体と時間を、その会社の事業に投資をして得た利益です。

これは資本主義経済の基本的な仕組みであり、投資も同じ仕組みで動いています。不動産を保有・投資し、運用するということは、あなたの体と時間の代わりに、あなたのお金をその会社に提供することを意味します。

つまり、不動産投資で得た利益は、あなたのお金が働いてくれた結果、得ることができた正当な利益なのです。
とはいえ、ここで考えなければならないことが有ります。

どんなに一生懸命に頑張って働いても、会社が提供する商品やサービスがお客様に喜ばれる良いものでなければ、売り上げは伸びず、利益もでません。
悪くすると売れなくて倒産してしまうかもしれません。

投資も同じです。
不動産を購入し、大切なお金を事業資金として提供しても、入居者様に喜ばれるものを提供できなかったり、地域社会に貢献する事業活動ができなければ、売り上げは減っていき、最悪の場合は倒産に至ります。

そうなると、購入して運用・投資・有効活用した不動産も残らなくなります。これが不動産投資の最大のリスクです。

では、それを避けるにはどうすれば良いのでしょうか?

一生懸命勉強し、知識を身につけ、情報を集めて分析し、最大限の収益事業性を打ち出せるものづくり(企業)を選んで投資することしかありません。
すべては自分自身の判断と努力にかかっているのです。

IT化の加速する現代では、集めることのできる情報そのものに大きな格差はなくなっています。
アマチュアの個人投資家でも、プロと呼ばれる特定投資家と、同じような情報を入手することが可能な時代です。

一方で、不動産投資に伴うリスクは劇的に低下しており、その気になれば個人投資家でも、プロと対等に渡り合うことだって可能です。

昨今では、老後の生活への不安から投資を始める方も増えていますが、誰にとっても、人生の目的は豊かで幸せに暮らす事であり、投資とはそのために必要な人生の大切な営みのひとつ。

お金は、適切に使ってはじめて価値を持つのです。
これが弊社の根本にある想いを明文化した「経営理念」です。

「投資」とは何か
- ギャンブルと投資の大きな違い -

「ギャンブルの勝ち負けには法則(再現性)が無い」

私が、100万円の大金を持って競馬場へ行ったとしましょう。
そして、あるレースで全出走馬に均等に賭けたとしたら、果たしてその結果はどうなるでしょうか。

出走する全頭の単勝馬券を「均等に全部買い」するとします。
10頭立てなら10万円ずつ、16頭立てなら6万2500円ずつという事です。

当たり前の事ですが、このレースで1着になるのは1頭だけ。残りの馬は負けで、馬券はハズレとなります。

では、このレースが確定した後、私の手元に戻ってくる配当金は一体いくら位になるのでしょうか?

再現性の無い話しなので正確な分析はできませんが、長期的な分析によると、どうやら70万円前後の模様です。
要するに、ほとんどの場合、元は取れないということです。

もちろん、大穴の馬が勝って、大金が舞い込むこともあるでしょう。しかし、それは「たまたま」大当たりしただけで、同じように全部買いを続けても、最後には必ず「すっからかん」にお金は無くなってしまう筈です。

何故なら、そこには何の法則も無いからです。
言い換えれば、ギャンブルには「再現性」が無いのです。

これに対して、不動産投資はどうでしょうか。

過去50年、30年、20年、いや、もっと短く10年でも良いのですが、上がったり下がったりを繰り返しながらも、大きなトレンドとして見てみると、不動産資産価値の折れ線は、一貫して右肩上がりになっています。

国土交通省において毎年行っている「土地問題に関する国民の意識調査」でも「土地は預貯金や株式などに比べて有利な資産か」という質問に対し、「そう思う」と回答する理由に

「土地はいくら使っても減りもしなければ、古くもならない、なくならない(物理的に滅失しない)」と回答する人が圧倒的に多いのです。

出典:国土交通省Webサイト(https://www.mlit.go.jp/statistics/content/001348644.pdf)
「第1部 土地に関する動向/第1章 令和元年度の不動産市場等の動向調査」

つまり、長い期間、保有型不動産投資を続けていれば、不動産価格は必ず元に戻ります。
元に戻るばかりでなく、下落する以前の相場を超える水準へと上昇していきます。

一時的に経済の状況が悪くなっても、遅かれ早かれ、経済活動は正常化します。
正常化すれば、企業は利益を得て、働く人たちの収入は増え、たくさん買い物をするようになって、それによってまた企業が発展します。

これが人間の経済活動の本質的な法則、いわば「仕組み」なのです。
法則を知れば、良い結果を再現することは十分に可能です。

「投資はギャンブルだ」と思ってしまう人がいますが、それは大間違いです。
ギャンブルとは、競馬のような賭け事を差し「イチかバチかの大きな利益を狙う不確実な行為」とでも定義できるでしょう。

経済用語では、ギャンブルを「投機(Speculation)」と呼び、
「投資(Investment)」とは明確に分けて捉えています。

「投機」の儲けは、たまたまの大当たり。
「投資」の収益には、再現性のある結果を、再現できる法則があるのです。

投資で着実に利益を得たいのなら、自ら学び、知識を身につけることです。
簡単に、楽に儲け続けられる方法など、世の中には存在しないのです。

これが弊社の「経営理念」の中の「基本理念」です。

・弊社の行動指針

1.仕事は手堅く、スピーディーに行う
 「今が一番良いときだ」と、気づいたことを直ちに行ない、テキパキと処理することが成功の秘訣です。
 業務遂行にあたっては、丁寧かつ正確に行うとともに、いま就いている仕事の尊さを自覚して、喜んで進んで働きます。

2.資産を安全に守り、確実に増やしていく
 金銭はその人の努力に正比例し、欲心に反比例して集まってくるものです。
 私たちの生活と人生は、運命という不可抗力で左右されるものではありません。自分の力で切り開いてまいります。

3.高い目標に果敢に挑戦する
 苦難に直面したときは、嫌がったり逃げたりせずに、堂々と喜んで受け止め、自分を改めていく時期です。
 お客さまの喜びと感動、地域社会への貢献などに向けて、高い目標を掲げ、明朗と愛和の精神で、喜んで進んで働きます。

4.知識や技術を貪欲なまでに探求する
 世の中にたった一つしかない宝というべき自分の個性をできるだけ伸ばして、世のため、人のために働く。それが自分を尊ぶことになります。
 常に学ぶ姿勢を持ち、貪欲なまでに専門的知識や技術を探求・習得してまいります。

5.高い倫理観の下に行動する
 如何に高い能力・才能を持っていても、それが高い倫理観の下で発揮されなければ良い成果は生み出せません。
「誠実であること」を大切にしてまいります。

【会社情報】

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